28歳のMと申します。美容師をしていました。系列店の美容室ですが、今の会長が1人でお店を独立させたので、同じ県内に4箇所あり全店含めた従業員数は50人弱。私の働いた店舗は2箇所ありますがどちらも6~8人程の美容室です。その2つの職場でのお話です。
Mさん(28歳・女性)の体験談
繁忙期に入社したことで、ひどい扱いを受ける
初めてそこに入社したのが19歳の時でしたが美容室=女性が多いというイメージそのもので男性は1人だけでした。仕事している人みなさん手先がとても器用で、血液型がなぜかA型ばかりの几帳面な人が多く、子持ちママさんもたくさんおられました。
トレーナーがおり新人を教育してくれているので、私も初めはその人に色々習う予定でした。しかし、入社した時たまたまお店の忙しい日が何週間か続き、みんなイライラされていて教えてもらうこともできなかったのです。「勝手に引き出しをあけて、どこに何が入っているか自分で覚えてメモとって!」と言われ…言われるがまま引き出しをあけてメモしていたんですが、その物の名前もわからないし何に使うのかもわからないので、あまり頭に入っていなかったと思います。
特にマニュアルがあったわけでもないので、本当に見て覚えるような感じでした。入社3日目に「覚えた?」と聞かれて「まだです」と答えると、「やる気がないならやめていいよ」と言われ何この職場?と思っていました。
私の後に入った人もみんな同じような事を言われて、最短1週間で辞めた人もいるぐらいみんなきつい性格で、思ってる事をズバズバいう職場でした。お客様の目の前で怒られることもあり、特にスタイリスト3人の女性とはかなりバトルもありました。
新しい職場で心機一転!のはずが…
その後辞めようかなと思っていた時に、今の旦那との間に子供ができ同棲する事になりました。その職場を離れ、同棲するアパートから通える範囲の同じ系列店に移動しました。
そこは男性の店長、自分のお母さんぐらい年配の先輩女性、ベテランパートスタイリストと、他にも年が近い方が数人いたんですが、この3人がまたとてつもなくややこしい人で、朝起きるとお腹が痛くなって仕事に行きたくなくなるぐらいの時もありました。
特に店長は喜怒哀楽がとても激しく、ものすごい気分屋で、昨日はニコニコ笑顔で上機嫌。でも、次の日は見るからに不機嫌で笑顔は一切なし、というような感じです。お母さんと同じ年ぐらいの人は、自分でも言っていましたがとにかく朝のテンションが低くあいさつしても無視。おまけに店長とよく言い合いをしており、その間に挟まれるのが私で、正直疲れていました。
我慢の限界、呆れる職場
数年働くとある程度なれてきて、はいはいってな感じにスルーできるようになり、仕事も任されるようになりました。しかしその後も2人は相変わらず言い合いを続け、ベテランパートスタイリストさんもたまにそこに加わり、おまけにほかの若者は空気みたいな感じで仕事もしない状態…嫌気が指していので仕事を辞めました。
辞める前に思ってる事を全部ぶつけてから辞めようと思っていたので、個人個人に手紙を書いて思ってる事を全て書いてからやめました。今は家で子供たちと楽しく過ごしています。ストレスから開放されて毎日が楽しいです。
管理人と仲間達から一言
しかし、1社目は元々教育環境が整っていたはずなのに、繁忙期を理由に疎かにするなんて、すごくもったいない。人材の貴重さに気づけると良いのだけれど。