現在パート社員です。私は女性ばかりの職場に勤めることが多かったのですが、どの職場でも必ず女同士のくだらない争いがありました。これはある個人経営の職場での話です。
Oさん(48歳・女性)の体験談
女性の多い職場、1人の女性が入社したことで…
当時働いていたのは、職種自体が女性が担う仕事だったので経営者だけが男性で社員6人は全員女性という職場でした。そのなかでも私がいちばん勤務年数が長く18年間努めていたのですが、それまでは人間関係のトラブルも些細なもので時間が経てばまた仲良く仕事をしていたものですが、ある女性が入社してきてから惨劇の館と化しました。
その女性Aさんは初めは明るく元気で、お客さまにも親しまれていました。20歳で10歳年上の方と結婚しその年に出産して、入社時37歳でした。年頃のお子さんふたりいて、病気がちで正社員の仕事には就けなかったご主人のかわりに自分が大黒柱になって働く日々に、彼女もだんだん疲れていったようです。
負のスパイラルと呆れた行動
そのうち仕事を休みがちになり、人数が少ない職場ではひとりでも欠勤すると他の人の負担が増えてしまう状態でした。そのうち職場でも他の社員たちから距離を置かれるようになり、それでも仕事をしなくてはならないというストレスから、夜、家事もせずに他の男性たちと遊び歩くようになり、家庭内でも険悪なムードになっていたようでした。
そのうちAさんも軽く鬱病を患ってしまい職場に来ても休憩室で寝込んでいました。ところが実はその休憩室で、寝転びながら遊び相手の男性とメールのやり取りしていたのです。それが毎日当たり前の状態になり、私もAさんにきちんと病院で治療するなり必要なら入院したほうがいいと言ったのですが、自分が大黒柱だから休めないと。だからと言って他人の私たち社員に、あなたの仕事を代わりにやらせるのは如何なものかと、ついには私も呆れて口も訊かなくなりました。
経営者からのまさかの一言
そんな日々が続いたある日、経営者から呼び出された私は、耳を疑いたくなるような言葉を聞かされました。「Aさんが君からいじめられてると。このままでは彼女は何をするかわからない。最悪の事態も考えられる。だから君が、ここを辞めてくれないか。」と。18年間も真面目に働いてきた社員より、3年も勤務していない人の肩を持つのかと呆れてしまいました。その一言で私は自ら退職届けを出しました。長年努めてきたという自負はありましたが、後悔は全くしていません。その後Aさんは転職しましたが、そこでも数名の社員さんを辞めさせたそうで、業界ではトラブルメーカーの称号を与えられているそうです。
管理人と仲間達から一言
Aさんがプレッシャーとストレスに、押しつぶされてしまったのだとしたら、これは周りにはどうしようもできない難しい問題だ。